背景の技法
マンガではキャラクターとともに、世界観を表現するための
背景を描くことも作品の根底に関わる大切な要素です。
そこで用いられる技法のひとつにパースがあります。
パースとは遠近画法、透視図法という意味で、近くにあるものを大きく
遠くのものを小さくという遠近感を正確に表すこと。
これを行うことで、風景などを格段に立体的に描くことができます。
その方法はいくつかあり
一点透視方法、二点透視方法、三点透視方法があるようです。
詳しい方法はインターネットで調べると出てきますので、
それを参考に書いてみても良いでしょう。
画用紙などに線を引いて図形を描くというものなので、
道具を揃える必要もなくスペースを使わず練習できます。
繰り返すことで背景の描写が上手くなる、嬉しい練習法と言えるでしょう。
このパースの技術を覚えたら、雑誌やネットなどで掲載している
描きたい風景写真を模写してください。
実際に写真がある場合は、写真の上に白い紙を置き
なぞりながら描いてみても良いでしょう。
まとめ
これらの練習を行い、しっかりした背景を描けるようになれば
マンガ家としてレベルアップできると思います。